2012年7月9日月曜日

おばあちゃんのおもひで。

2012年7月6日
おばあちゃんが101歳の生涯を閉じました。

7月8日 娘、孫夫婦、ひ孫達、、みんなで、おばあちゃんを、見送りました。



おもひで。

ちいさいころ、おひがしさん(京都の東本願寺)に散歩に連れて行ってくれたのは、おばあちゃんでした。
母を早く亡くした私にとってもう一人の母は、おばあちゃんでした。
学校から帰ってきて二階の部屋に上がると、そこでいつも着物を縫っていたのは、おばあちゃんでした。
小学校の卒業式、中学校の入学式と卒業式、一緒に来てくれたのは、おばあちゃんでした。
中学、高校、毎日お弁当を作ってくれたのは、おばあちゃんでした。
お弁当の定番、きんぴらごぼうと卵焼き、冷凍ホタテフライのおばあちゃんでした。
大学の時、お金がなくっていつもおこずかいをくれたのは、おばあちゃんでした。
毎年のお祭りで、赤飯とサバ寿司を作ってくれたのは、おばあちゃんでした。
下宿まで、宅急便でサバ寿司と、米と、食料を送ってくれたのは、おばあちゃんでした。
ベランダで、梅干しを干していたのは、おばあちゃんでした。
大学合格や就職、大喜びしてくれたおばあちゃんでした。
大好物のスイカ、ビックリする程食べたのは、おばあちゃんでした。
病院のベッドで、お見舞いに行くと必ず起き上がって話をしてくれた、おばあちゃんでした。
入院中、お見舞いの帰りに寂しそうに、でも、にこっと手を振ってくれたのは、おばあちゃんでした。
いろんなアルバムから、息子 娘、孫、ひ孫の、お気に入りの写真を抜き取って、大切にかばんに入れて宝物にしていたのは、おばあちゃんでした。

3人の子供と、2人の孫を育て上げてくれたのは、おばあちゃんでした。


いつもひかえめで、そっとよりそっていてくれて、ちょっぴりおちゃめで、ほがらかで、、、、、、、思い返すと、、、、心がポカポカしてきます。そんなおばあちゃんでした。




ありがとう。おばあちゃん。
安らかに、、、、。


しょういち