黒部ダム、通称、、、黒四
始めて行ってきました。
扇沢駅から
トローリーバスにて、
トンネルくぐって、15分程、、、
途中、破砕帯と言うモノに打ち当たり水が湧き出て、80m程の距離の工事が難航したとの解説が、、有名な話ではありますが、解説されました。
トンネルのコンクリの古さが時代を物語るとともに、当時の困難さを感じさせるには充分な雰囲気。
ダムに対面するまでのアプローチで既に、今までに無い感覚を感じつつ、、、。
黒部ダム駅に到着。
改札抜けても、まだすぐに外には出られません。
トンネルは、思った以上に気温が低く、肌寒い。
トンネルを抜けると、いきなり、ダムの上です。
グワンとカーブしたダムが見えます。
と、、いうか、その上にいます。
ちょうど放水をしていたので、覗き込むと、、、
うわぁ〜〜〜〜〜。
凄〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。
ちなみに、私、、高い所ダメです。(~~!)
でも、、、覗かずにはいられない。
吸い込まれてしまいそうです。
出てきた反対側からダムを眺めた所。。
大きいです。
壮大です。
最初はどうするか迷っていたのですが、、
遊覧船に、、
乗らなくては行けない。
そんな心の声がしたので、、
乗り場まで、、、
しかし、、、
ここを降りて、乗るのね。。。Σ('0'!)
エレベーターとか、そんな軟弱なモノは一切ありませんから、
徒歩で降ります。
船に乗り込んで、イザ出発。
30分程のツアーです。
湖面から見た、周辺の切り立った山々、、
保護されているとは言え、、、、
人をやすやすと受け入れてくれそうにも無い。
近いのに距離があります。
なんだろ、、不思議な感覚。
ダム湖の奥の方へどんどん進んでゆきます。
下の写真は、折り返し地点辺りでしょうか?
岩肌が、何とも言えません。
見ているだけで迫ってきます。
湖に沈んで枯れた木が立っています。
岩がゴロゴロしていますが、
死を感じさせます。
上には緑があるというのに。
切り立った、山の斜面の上には、
尚、切り立った山がそびえています。
ただ、圧倒的です。それだけだけですが、、、どうしようも無い、、雰囲気。
何かに引っ掻かれた様にさえ見えます。
ダムの方へ戻ってきました。
ここを、降りてきたけど、、、やっぱり昇らないと帰れないんですね。。(~~!)
うううう。
ダムに戻る途中、花の名前はしりませんが、、小さな花が、、、
今度は、展望台に登ってみました。
正直、、キツい。。ダムを見るというより、山登り(階段)です。
でも、、登った分だけ、、凄い。
水が轟々と音を立てています。
離れてみていても、怖い。
正面にある山を見上げたら、残雪が残ってました。
冬場は、真っ白と言うか、、、どんな寒さなんでしょうか??
ずっとここに居たい気持ちを、押さえて、、、
時間の事もありましたので、黒部ダムを後にしました。
扇沢駅、到着。
ここからは、マイカーで山を下ります。
道路の途中で、、、
なんだか心引かれるスポットがあったので、撮影。
数時間の滞在、
短い時間でしたが、不思議な感覚。
圧倒的な山の威厳に満ちた存在。
人を拒絶する様な厳しい雰囲気でしたが、
そんな所に、あの様に凄まじい人工物を作ってしまった人間の大きさ。
良くも悪くも、両方の厳しさを感じずに入られませんでした。
神や仏、、、とか、、私自身、本当の意味で信心できているとは思えませんが、
あの様な場所に行くと、何かの存在を感じずにいられません。
心の中か、上からか、、四方八方からか、よく解りませんが、、、
包み込む様に、聞こえてくる声の様なものがあります。
それが何かという事を見つめてゆく事が、
この場所に行ってしまった後の、私の中に位置づけられました。
何回か、足を運びたくなりました。